オープニング セレモニー釣行場所:鳥取県S川上流期間:3月1日 感想: 天気予報で、この日は確実に雨が降るというのはわかっていました。 それにしたって、昨日の青空がうそだったかと思うほど、朝からザーザー降 っているのを見て、さすがにアメオンナの私もへこみました。 昨日の、フライをやめようかな、という気持ちに拍車をかけるような、冷た く激しい雨でした・・・ とにかく、入漁証だけは買いに行っておかなくっちゃ。 体調もよくなかったので、かなりあぶない運転をしながら、なんとかT町に 到着。 土曜日なのに、役場があいてて感激した。Tは町民に優しい町なのね? いつもの入渓ポイントに行ってみると、あたりにはまだ雪が残っていまし た。 水量もかなり増えていたし、少し濁っていました。 入らずにこのまま帰ろうか、どうしようかと迷いましたが、やっぱり入って みたい気持ちが勝ちました。 入ってすぐの流れのゆるそうなところをめがけてフライを落としてみまし た。 あいかわらずのへなちょこフライにしては、なかなかカッコよく流れていき ます(流れるだけで魚は釣れない、カンペキ自己満足ですが♪) 少し行ったところのポイントは、去年の夏に来た時は、川底の石がごろごろ 顔出して魚が這うように(?)泳いでいたのに、今日は雨合羽のすそが水に つかるほどでした。 多分、ここでこけたら私は生きて帰れないだろうな、と思いました。 無理をせず、ただ前に向かって歩くことだけに専念することにしました。 かなりハードな水中ウォーキングとなりました。 護岸用のブロックに手をつきながら、やっと少し浅いところにきました。 ここはイワナを釣った場所・・・ そのあと、転んで川の中で土下座したんだっけ。 石でひざをうって痛くてたまらないのに、大笑いしたんだ・・・ いつもは透明の水なのに、今日は濁ってて全然ダメです。 フライはドライとニンフと両方流してみたけど、案の定、て感じでした。 先に進むともっと深くなりそうなので、ここでリタイヤ。 上の道に上がるのに、雑木の間をよじ登るんですが、これがまた一苦労。 雨で土が柔らかくなっているので、一歩分ずつ踏み固めながら、つかまる木 を確かめながら(一度、ポキッと折れてキャ~と言ったので)、ロッドを引 っ掛けて折らないように気をつけながら・・・・・ 一人でこんなことができるようになるなんて、5年前には想像もつきません でした。 やっぱり、フライは続けたい・・・・・ (日記の方には、さんざんな一日と書きましたが、川にいる間だけ、実は楽 しかったのでした。) |